歯科技工士インタビュー

当院で採用しているドイツのimes-icore の3D CAD/CAMシステムを用いたフライス盤は国内で2台しかありません(2020年8月現在)。この装置を導入したいと思ったことが、デジタルラボを建設するきっかけとなりました。
メーカーの研究所を踏襲するような、他院では経験できない大規模なデジタルラボの建設は簡単なことではありません。前例がなく、わからないことだらけでしたが、形になるまでスタッフが協力してくれ、2020年4月に完成しました。

当院の治療方針は「すべては患者さまのために」というのがありますから、患者さんに喜んでいただけることには積極的に投資したい。
また、歯科業界では技術革新が目まぐるしいスピードで進んでいます。早めにデジタル化に参画しなければ、技術の進歩についていけません。
そういう意味で、今の時期にデジタル技術の内製化に取り組んだのは正解だったと思っています。

当院が先駆けて大規模なデジタルラボを作ったことは、他の歯科医院にとっても大きな影響力を持つでしょう。
患者満足度を最大限にしたいのは当然ですが、さらに歯科業界のモデルになり、業界全体の発展に繋げていきたいです。